【朝日新聞】　北朝鮮の核開発で一番悪いのはアメリカ　次が日本　武力攻撃など論外だ

北朝鮮と日本　軍事より対話の道描け

米国と北朝鮮の軍事的な緊張が高まっている。

トランプ米政権が原子力空母カールビンソンを朝鮮半島近海に向かわせた。

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問題は、あらゆる選択肢と言いながら、軍事力による示威ばかりが前面に出て、対話による外交努力が後景に退いていることだ。

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米国が対話を拒んだことが、結果として、北朝鮮の核・ミサイル開発を進展させた面もある。

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トランプ政権の体制が固まらない中で日本の役割は大きい。

　これまでの北朝鮮政策を振り返り、何がうまくいき、なぜ挫折したのか。その経験と教訓をふまえ、軍事に偏らない選択肢をトランプ政権に説く。それこそが、日本がいま果たすべき喫緊の使命だ。

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そんななか、安倍政権が米国の「力の誇示」を評価する姿勢を示していることに疑問を禁じ得ない。

大事なのは、対話による危機回避の道筋を描くことだ。

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あらゆる場での日本の外交努力が問われている。

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